【猫の保護大作戦:⑨3日目】野良猫の親子保護「3日目」家猫生活を送るための看護
ノラ猫メイ家族の保護3日目、動物病院に受診し病気や感染症が判明しました。
- 母猫:寄生虫3種類、クラミジア感染、エイズキャリア陽性
- 小猫4匹:寄生虫2種類、クラミジア感染、エイズキャリア判定できず(母猫と隔離後一定期間後に検査要)
まずは病気の治療が最優先です! 5匹全員が「クラミジア」に感染し涙・クシャミが止まらない状態なので、両目両鼻に治療薬の点眼点鼻(3回/日)がスタートしました。点眼は次男猫おーちゃんの保護の際に経験したので予想ができましたが、点鼻は初めてだったので動物病院のスタッフさんにコツを教えてもらいながら実施しました。
定期的にメイのアゴニキビを拭き、全員の耳の中の汚れを拭きました。
寄生虫の駆虫薬投与
我が家の兄猫たちも保護猫なので寄生虫は経験済みでしたが、5匹同時でしかも「猫糞線虫」は初めてでした。珍しい寄生虫で駆虫は簡単ではなく、排泄されたか肉眼で確認できないため、内服を確実に実施し今後の検便検査を待ちます。
- 「回虫」(全員):レボリューション投与 ➡ 成虫が排泄されたか確認
- 「マンソン裂頭条虫」(母猫のみ):注射 ➡ 成虫が排泄されたか確認
- 「猫糞線虫」(全員):内服
駆虫薬投与の後には・・・
虫の卵は肉眼で確認できないため、トイレや寝床に虫の卵があることも…😱 そのため、トイレの丸洗い・消毒、猫砂の全交換、猫部屋・ケージの掃除も必要です。
メイ家族への点眼点鼻、内服の様子はコチラをどうぞ⇩
点眼・内服・ご飯・ミルク・トイレ・片付け・掃除・・・がエンドレスで続くので、私たちの記憶力では「あれ?誰がどこまで何をしたっけ?」となることも、しょっちゅうでした😅
誰かのオシッコ・多頭飼いの駆虫
ケージの隅っこで、誰かのオシッコが毎朝してありました。ペットシーツを敷き詰めてあるので、そこだけ交換していました。夜中はきっと真っ暗で外と違って音もしないし、コワいんだろうと思います。少しずつでも新しい環境に慣れていってくれればなと思います😀
多頭飼いの駆虫は時間がかかるんだそうです😭
1匹が駆除成功しても、他の猫が持っていれば感染を繰り返すので、全員の駆除成功と環境をキレイにし続けることが大切なんだそうです✨
最初のブランケット類や猫ベッドの箱は全て捨てて交換しました。
ブランケットや布類・箱は、保護に向けて大量に集めていたので助かりました。部屋の雰囲気はカラフル↑になりましたが😅
クラミジアの感染予防のためのDIY
クラミジアは感染力がとても強いようで、猫専用部屋の入り口のメタルラックの格子だと「しぶき」が飛ぶ可能性があります。保護翌朝には、ケージの屋根を突破されてしまっています💦 今後もケージから出て猫部屋を動き回るので、隣部屋の先住兄猫たちに感染させないように、急いでプラダンで取り外せるガードを設置しました。
念のため、猫部屋に入る際は専用スリッパを履き、出る時は手足のアルコール除菌、出たら手洗い、着替えを毎回おこないました。手足はカッサカサになりました😅
保護猫カフェ様への感謝 m(__)m
保護猫カフェ様のご厚意で、より良い環境で暮らせることになりました。とてもありがたいですm(__)m 寂しい気持ちはありますが、子猫たちの幸せを考えると最高の場所ですし、受け入れてくださることに感謝しかありません。お別れの日まで、この子たちが元気で幸せな気持ちで、安全に過ごせるよう最大努力します。
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