猫エイズキャリアの「メイ」に取り返しのつかないことをしてしまった後悔

我が家の新入り猫メイ(キジ白)は2歳ぐらいの女の子です。過酷なノラ猫生活を送りながら、4匹の子猫たちを必死に守り育ててきました。試行錯誤と失敗を重ね、2020年10月、やっとメイと子猫全て5匹を保護できました🐱

動物病院に受診し、メイエイズキャリアであることが判明しました。ガリガリでケガを負ってまで子猫を守りがんばってきたメイが、こんな病気にならないといけないなんて…

私たちがメイと出会ったのは1年ほど前の2020年5月頃で、我が家の次男おーちゃん(キジ白トビ)がドアから脱走してしまい、捕獲機を設置したことがきっかけです。

ニャンコにとって何が幸せなのか・・・

ノラ猫のご飯や保護にはいろんな意見があります。先住猫たち、メイ家族にとって何が幸せなのか、とても悩みました。外で自由に暮らし人を怖がる猫ですし、保護は怖い思いをさせると思います。完全室内飼い避妊手術知らない環境で新たな猫たちとの暮らしが始まります。経済的な面でも5匹の保護と手術代やワクチン代などの医療費・食費・猫砂代などもかかり、先住猫たち合わせて7匹分のお世話をしっかり行う義務があります。

迷いながらも、猫好きで猫と暮らしている知人に子猫の里親さんの打診をしたり、保護の準備だけは進めました。そんな中、メイの妊娠出産の可能性、頬のケガ、車の往来、キツネやカラスの存在・・・初めて見かけた子猫たちは、目も開きづらい状態でした。まずは栄養状態を良くして、全員を一度に保護できるチャンスを待ち、10月にようやく保護できました🐾

保護当時のメイ

反省と後悔

メイの出産時期が7月1日頃なので、出会った頃にはすでに妊娠していたのだと思います。警戒心がとても強かったのは、母としてお腹の子猫を守るために、常に気を張っていたのだと思います。すでにキャリアだったかもしれない、どうにもできなかったかもしれない、でももう少し早く決断し保護できていれば…そう後悔してしまいます。母猫がエイズキャリアの場合、子猫にも感染している可能性があるという現実にも、申し訳ない気持ちでした。

助けてくださった皆様への感謝と、これからのこと

子猫のウイルス検査は母猫と離れ一定期間後じゃないと正確な結果が出ない状況で、途方に暮れている時、ずっと相談にのってくださっていた保護猫カフェ様に助けていただくことができました。その後、子猫たち全員がエイズキャリアが陰性だったと判明しました✨

今では子猫たちも幸せに暮らすことができ、保護猫カフェ様には感謝でいっぱいですm(__)m

エイズキャリアは発症しないケースがあり、栄養状態を整えストレスのない暮らしを心がけることが大切です。いろんな後悔はありますが、私たちが猫たちのためにできることを精一杯がんばっていきたいです🐾

お気に入りの枕と掛け布団で寝るメイ

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